「税金が重い」と感じる?

私達は日頃「税金が重い」と感じるのは、単なる勘違いなのだろうか。
そんなはずはない。
たとえ税金の素人といえども、実際に払っているのは私達だから、そんな単純な勘違いで「重い」などとは言わない。
私達の実感と、前に述べた事実の間にあるギャップには、実はからくりがある。
そのからくりは、私達は何を基準に「重い」と言っているか、という点である。
私達が「税金が重い」と感じるのは、他の先進国の税金と比べているからでは決してない。
海外旅行すら行ったことのない人(実は、著者は二九歳まで海外に一度も行ったことがなかったという今どき珍しい人間である)は当然として、海外に住んだことのない人(そんな著者は三〇歳にしてアメリカ在住の身となった)がほとんどの日本国民が、税金の負担を外国のそれと比較して、実感を込めて「税金は重い」と言っているわけではない。
私達が「重い」という言葉に込めた思いは、「税金を払った割には見返りが少ない」という意味であろう。
もちろん、実感としては「生活費の負担だけでも大変なのに、それに加えて税金まで払わなければならないというのは耐えられない」ということを「重い」と感じているともいえる。
しかし、もし重い税負担でも、それに比べてあまりある行政サービスがあればどうだろう。
例えば、高い税金を支払う代わりに、病気になっても医療費は政府が負担するのでゼロ、教育は全部政府が面倒を見るとして、子供の塾の月謝は全部政府が支払うとして実際に自己負担する月謝はゼロ、介護が必要なお年寄りには必要な費用は全て政府が負担し、現役世代も負担ゼロ、これらに伴う政府の負担は国民がたくさん支払ってくれた税金でまかなう……というような状態だったら、高い税金を支払ってもまんざら悪くない、と思う国民は多いだろう。

払った税金に見合ったメリットがない!

しかし、実際はそうではない。
だから、「重い」と感じる。
「税金が重い」と感じるのは、払う税金が多いからというよりかは、払った税金に見合うだけのメリットを自分達が得られないからだと言える。
そう考えれば、日本の税金が他の先進国よりも軽いか重いかは二の次でよい。
他の先進国よりも軽くても、納税者として見返りが少なければ、税金は「重い」のである。
納税者として見返りが少ないとなれば、私達が払った税金は何に使われているのだろうか。
税金は国や自治体に支払っている。
国や自治体は、私達にとって虎の子のお金を、ドブにでも捨てているのだろうか。
否、そんなことはない。
国や自治体の役人が自分の懐にこっそりと入れてしまいなくなってしまうのだろうか。
何でもこじつけてそうだと言ってしまえばそれまでだが、それほど単純な話ではない。
では、本当のところは何なのか。
このからくりが、財政なのである。
財政は、最近では「財政構造改革」、「財政赤字」、「経済財政諮問会議」などとして、新聞やニュースでしばしば登場するものの、抽象的な言葉なので一般になじみにくい。
経済に関する書物でも、金融に関するもの、企業に関するもの、労働(人事・労務)に関するものなどがあるが、その中でも財政に関するものは売れ行きが芳しくない。
それほど一般の人には身近でないと思われているようだ。

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